COSMOS FOODS COMPANY

フリーズドライって何?

おいしさや、香り、栄養価もそのまま保存。
携帯用食品や宇宙食の分野まで、
いまや欠かせない存在です。

医薬品から宇宙食まで!~長期保存の先端技術

救急医療の分野で開発された“フリーズドライ”は
食品の保存技術へと進化しました。

フリーズドライ製法は、凍結させた食品を真空状態に置き、水分を昇華させ乾燥させる技術。救急医療の分野で輸血用の血液を遠隔地の病院に運ぶために開発され、医薬品類を中心に発達しました。
日本の食品分野では1960年代から少しずつ参入が始まり、インスタントコーヒーの登場と1970年代に発売された即席麺を中心に、フリーズドライの生産規模は爆発的に広まりました。
コスモス食品の創業も1969年。「食品の味や栄養、おいしさまでそのままに長期保存できる」というフリーズドライの特長を活かし、各種具材やふりかけ、味噌汁、お粥、スープなど、さまざまな食品づくりをしています。
さらにフリーズドライは離乳食やドッグフード、宇宙食の分野にまでその用途を拡大し、進化を続けています。

フリーズドライのメカニズム

通常の乾燥方法は、天日に干したり、熱を加えて水分を蒸発させます。
これに対し、真空状態にし、気圧を下げて水分を昇華させ乾燥させるのがフリーズドライです。

水は何℃で沸騰するでしょうか?
通常私たちが生活している地上では、お湯をわかすと100℃で沸騰しますよね。

それでは富士山の頂上ではどうでしょう?
富士山のような高い場所は気圧が低く、水も低い温度で沸騰します。
富士山よりも高~~いところでは、もっと気圧が低くなり、
もっと低い温度で水が沸騰するのです。

気圧の低い状態での沸騰

どんどん気圧を下げていくと、沸点もどんどん下がり、低い温度でも沸騰するのです。そして、沸騰する際に気化熱が奪われ、だんだん温度が下がり、カチン!!と氷に変身!!このように、真空状態の中で乾燥させるのがフリーズドライ(真空凍結乾燥)です。
液体のまま、フリーズドライの機械に入れると、ぐつぐつ沸騰し、風味を損なう恐れがあるので、あらかじめ凍らせてフリーズドライします。そうすることで、風味や栄養価を損なわず、出来立てのおいしさを再現することができる最先端技術です。

フリーズドライによる物質の変化

通常、氷(固体)の変化は、 氷(固体)→水(液体)→水蒸気(気体) と変化しますが、
真空下では、昇華の現象により 氷(固体)→水蒸気(気体) と変化します。
そのため、フリーズドライでは、高温をかけないので、色の変化や風味の変化、栄養価の損失が損なわれにくいのです。

フリーズドライはこんなにスゴイ!

不要な添加物を使用せず、常温で長期保存が可能

フリーズドライ(freezedry)とはフリーズ(freeze)とドライ(dry)の名前のとおり、凍結して乾燥させる方法。一度凍結させた食品を真空状態に置き、水分を昇華(乾燥)させる技術です。
食品に含まれる水分量が極端に低いので、酵素や微生物の作用を抑制することができます。そのため、不要な添加物を使わずに長期保存することが可能です。

しかし、フリーズドライにも弱点があります。表面積が広いため空気と触れる面積が増え、酸化を受けやすくなってしまうということです。そのため、私たちは「Keep Fresh」のスローガンのもと、包材の研究も含め、保存技術の向上に努めています。

お湯(水)を注ぐだけの簡単調理

フリーズドライの大きな特徴として、お湯を注ぐだけですぐに食べられる、復元性の高さがあげられます。
フリーズドライのメカニズムでも触れたように、製造工程で水分を氷にした状態で昇華させるため、氷があった場所が空間として多く残っています。お湯を注ぐとこの空間にサーっと水分が入るため、瞬間的に元の状態に戻ることができるのです。

味や食感・色彩、栄養価の損失も少ない

たとえば、お味噌汁は加熱のしすぎで味が劣ることがよく知られています。熱をかけすぎることによって、人がおいしいと感じる物質が不快に感じる物質に変化したり、おいしいと感じる物質がなくなったりするからです。
そのため、身近には、風味を尊重するコーヒーや紅茶、緑茶などの乾燥には高熱をかけずに乾燥できるフリーズドライの技術がよく使われています。
また、高熱を加えての乾燥とは違い、熱により変化しやすいビタミン類も損なわずに、栄養価の損失も少ないのです。

軽くて携帯に便利

アウトドアで持ち運ぶ食糧は、重くかさばってしまいがち。フリーズドライ食品は小型かつ軽量なので、ピクニックやハイキングに、たくさん持ち運ぶことができます。
長期保存が可能なので、本格的な登山・長期キャンプといったアウトドアの装備にも活躍。海外旅行や災害時の備えにもぴったりです。

こんなところにもフリーズドライ

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